2002-06-24
 ふるさと小包
 
とうとう日本は負けてしまいましたね。負けた国はトルコ。正直なところ、トルコって何処にあったっけ…と思ってしまいました。馴染みの薄い国ですな。昔はよく聞いたような気がします。聞かなくなったのは、名前がソープランドに変わったからですな。…失礼しました。

最近、身の回りの片付けなくてはならない仕事、雑用がいっぱい溜まってしまっています。いただいた年賀状を整理し始めたのも4月に入ってからでした。今年もいただいた年賀状は500枚を超えました。きちんとお返事をお送りできていない方もあるので、この場を借りてお詫び申し上げます。(…ね。ズボラでしょ)

これだけ年賀状をいただくと、毎年、お年玉切手シートがたくさん当たります。ありがたいですなぁ。私は昔から案内状などで郵便を利用することが多く、郵政省(今はもうないのですね)にはずいぶん貢献しています。これぐらいいただいてもバチは当たらないでしょう。それ以上の賞品は滅多に当たりませんが、5年前に初めてふるさと小包が当たりました。これは大先輩、桂文紅師匠からいただいた年賀状が当たったのです。ふるさと小包は、各地の名産品をカタログから選んで小包で送ってもらうシステムになっています。その時は、静岡県焼津産のマグロのお刺身を選んで送ってもらいました。魚好きの私らしい選択です。文紅師匠、ご馳走様でした。

さて、今年のお話。4月に入ってから年賀状を整理し出して、お年玉くじの当たりを調べたのはもう5月でした。なんと、ふるさと小包が当たってるではないですか!手を叩いて喜んだものの、まあなんと遅いこと…。でも、まだ間に合います。

今年、私に幸運をくださったのは笑福亭仁鶴師匠でした。今度も大先輩。本当に先輩というのはありがたいものです。

さて、今年は何をいただきましょうか? 5年ぶりのふるさと小包はパワーアップしていました。全国の名産100種類から選べます。たぶん5,000円程度の品物で、ほとんどがグルメ関係。う〜む、悩みますねぇ…。

せっかくですから、子どもの意見も聞いてみました。小学生の2人はメロンが欲しいと言いました。でも、5,000円でメロン一つは、なんぼおいしいか知りませんがちょっと寂しい…。スーパーで380円のメロンを子どもに買い与えて、べつの物を選ぶことにしました。(子どもは納得してます)

結局、私が選んだのは「紀州備長炭と七輪セット」。粋なもんでしょ。要するに上方落語にもよく出てくるカンテキです。長屋の人々の生活と心意気が分かるのでは…と思ったのです。

で、火を熾して始めたのが焼肉。…これは落語に出て来ないが、まあよろしい。高級肉(100gあたり280円もします)を1kg買ってきて、炭火の上へ乗せました。これが美味いのなんの。280円でこんなに美味だったら、その上のランクの330円ならどんなにおいしかったでしょう…。(レベルが低いなぁ…)

炭火の威力に驚きました。でも、煙が出るので部屋ではちょっときつい。裏の狭〜いベランダに出ました。今の時期ならこれも風情があります。雨が降ってきたら困るけど…。

一つ気になることがあります。塀一つ隔てた向こうはお寺のお墓で、お肉の煙がみんなそっちの方へ流れて行くのです。仏さん怒ってはらへんかな? よその仏さんですけど…。